近年一気に注目を集めている「毛髪再生医療」
科学の力で髪の毛のもととなる毛包を大量生産し、薄くなった部分へ移植しよう。
というもので、発毛剤や自毛植毛とはまた違った治療法で、次世代の発毛法とか、薄毛治療の大本命。なんて話もあります。
ここまで期待させておいてなんですが、残念なことに根本的な解決にはならないということや、詳しく調査すると、思ったほどの効果は望めない?なんて事実も明らかになってきました。
こういった比較的新しく、未知の治療法は表面的な治療法の説明だけでも期待ばかり高まります。
実際、毛髪再生医療とかを解説するサイトのほとんどは無理に持ち上げておさらば。といった感じで、な~にが科学的根拠に詳しいブログだよ。と言いたくなるものが多いです。
前置きが長くなりましたが、「毛髪再生医療」でハゲは本当に救われるのか?
薄毛治療の最前線を解説していきます!大長編です。
毛髪再生医療とは?
現在の毛髪再生医療
ハゲなら一度は聞いたことのある治療法。しかしよくわからん。ってことで、一度説明させていただきます。
まず、日本において代表的なものは2つあり、
一つは資生堂や東京医科大学、東邦大学が共同で研究している「毛球部毛根鞘細胞を培養して毛を増やす」方法。
もう一つは京セラと国立研究開発法人理化学研究所(理研)、オーガンテクノロジーズが開発する、「AGAを発症しない後頭部などから毛包を採取し培養」するといった方法。
自毛植毛との違い
基本は、自分の髪の毛を抜いて薄い部分にぶっ指します。
これだけ聞くと自毛植毛と同じように感じますが、そこは先進医療。
植毛とは決定的に違う部分があります。それが細胞を培養している点です。
植毛の場合は、採取した毛を1本1本、そのまま移植するだけなので、髪の総本数は増えません。
それに対して、先進医療ではぬいた紙の細胞を培養するので、必要以上に毛を採取する必要がなく、細胞さえ分裂させられれば、どんどん増毛ができるため、髪の総数自体が増えます。
この点が、植毛とは決定的に違うポイントです。

正直これだけではピンとこないと思うので詳しく解説していきます。
資生堂の毛髪再生医療
2016年から資生堂らが研究を進めている毛髪再生医療は、簡単に説明すると、
男性型脱毛症(AGA)の影響を受けない後頭部から「毛球部毛根鞘細胞」を採取・培養して数を増やしたうえで、脱毛部分に移植する。といった方法。
治療の流れとしては
②採取した皮膚から毛球部毛根鞘細胞を切り取り培養
③培養した細胞を脱毛部分に注入する
④注入された毛球部毛根鞘細胞は自ら毛乳頭細胞の下へと移動後、毛乳頭細胞を刺激し、発毛促進
⑤細胞培養の為、ごくわずかな採取から大量に生産、移植可能
出典:資生堂
この治療法で最も注目したいのは、増毛本数に制限がないこと。自分の後頭部にある髪を薄毛部分に移植する自毛植毛とは違い、少ない本数から細胞を抽出し、それを可能な限り培養を行えるため、手遅れの心配がありません。
意外と大事なことに、この治療法では自分の細胞を用いれます。これにより拒絶反応のリスクが少なく、男女共に治療が行えることも利点のひとつです。
公式サイトにも
出典:資生堂
と書いてあるので、知らぬ間にとん挫した。ということもなさそうです。
自毛植毛と勝手が似ていることから、そちらの方法と勘違いするかもしれませんが、公式サイトには
京セラ・理研の毛髪再生医療
もう一つは京セラ、理研やオーガンテクノロジーズが中心となって研究をしている毛髪再生医療です。
治療方法としては、資生堂とあまり変わりませんが、
毛包原基を大量生産した上で薄毛部分に移植。
出典:京セラ
資生堂の研究同様、少量の毛髪から髪の毛の基を大量に作りだすことができます。こちらも移植の数に限界がある自毛植毛と違い少ない負担で多くの髪の毛を生み出すことができます。
こちらは、マウスでの実験が行われており、マウスの背部に再生毛包原基を28個移植したところ、1平方センチメートルに124本の毛が生えたことが確認された。とのこと。
仮に人間の頭皮だと髪の毛が1平方センチメートあたり100~150本生えていることを考えると十分な量だと思います。
そして2018年7月からマウスなどを用い安全性を確かめる非臨床試験を行うと発表。この試験は2018年内に終了予定で、その後は臨床研究に移行するとされてますが、続報が聞こえてこないのがかなり不安です。

あれ?いつもなら「マウスと頭皮は違うだろ!」と突っ込んでるんじゃないか?

いつもは「成分」ですがこちらは髪のもとになる細胞で、その細胞はAGAの影響を受けにくい後頭部のものなので、一定の信頼はしていますし、デタラメな新成分のように卑怯な臨床試験を行ってはいないのでm私はそこまで牙をむけません。
プレスリリース3社
最後は東京医科大学・東邦大学・資生堂の3つが合同で毛髪再生医療の研究を行ったものです。
自家毛髪培養細胞を用いた細胞治療法に安全性と改善効果を認め、男女の壮年性脱毛症の新しい治療法を目指し、試験したものです。
参考:公式サイト
試験内容は
高濃度、中濃度、低濃度、対象(プラセボ)の4つのS-DSCを被験者の脱毛部分4か所に1回注入し12ヵ月間で総毛髪密度、積算毛髪径、平均毛髪径を測定する
といった方法で、人の頭で、さらにプラセボの使用とちゃんと二重盲検試験で行ってくれています。

こんなにあるのか!試験方法も育毛成分とは比べ物にならないほどしっかりしている。

とはいっても、この後、色々ケチをつけていくのだけど・・・

ハゲは髪と心の余裕が少ないせいか、外用ミノキとイチャモンはいっぱいつけるから、この後の展開も気をつけよう。
毛髪再生医療ではAGAは治療できない
物凄く期待をさせておいて、申し訳ないのですが、現段階ではこの毛髪再生医療の単独治療では薄毛は改善されません。
なぜかというと、男性の薄毛の9割は「AGA(男性型脱毛症)」で、
その原因は「遺伝」と「体質」です。

なので、いくらAGAの影響を受けない後頭部の髪をもってきても、現段階で薄毛でなかった髪がその後AGAに侵され薄毛が進行する。というものです。
つまり、先進医療も所詮は対症療法。男性型脱毛症(AGA)を根本から治療するわけではないのです。
もう一度言いますが、AGAは強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)によって引き起こされます。
毛髪再生医療は根本は自毛植毛と同じで、ただ単に健康な髪の毛の基を薄毛部分に移植するだけです。
たしかにそれで一時的にハゲは治るかもしれません。しかし、根本的にAGAは完治しておらず、ゆっくりと、他の髪を蝕み、薄毛は進行していきます。
つまり、高額な治療の数年後、あるいは数か月後、もう一度治療を行う可能性があるのです。
植毛と同じで、移植した髪は半永久的に抜けません。しかし、その後ろの髪は抜けます。するとどうでしょう。数年後には離れ小島が生え際に出現し、ああ、想像しただけで耐えられない。
結局そうならないためには、DHTの生成を抑えるためにフィナステリドやミノタブを服用し、通常通りのAGA治療を行う必要があります。
毛髪再生医療の限界
散々期待させておいた後ですが、人生そんなに甘くない。
なぜか研究ページが削除されており、続報もない京セラの再生医療は置いといて、資生堂と、東京医科大らの臨床試験データを冷静に分析してみると、現時点ではなかなか厳しい現実が待ち構えています。
次は他サイトが目を瞑ったり、そもそも気づいてない毛髪再生医療の正直な現状を解説していきます。
資生堂
資生堂はカナダの企業「レプリセル・ライフ・サイエンス社」と業務提携を行っており、今回の毛球部毛根鞘細胞を用いた毛髪再生技術はレプリセル社のものです。
この毛球部毛根鞘細胞を用いた毛髪再生治療はレプリセル社でも16名を対象に試験を行っており6か月間の試験が行われました。
しかしここからが、このブログならではの忖度なしの評価です。よくある褒めるだけのクソブログでもなく、ただ単に批判するだけのカスブログでもない。いったいどうなのか?を根拠をもって説明していきます。
ミノキシジルと比較すると・・・
先も述べたように、レプリセル社でも16名を対象に試験を行っており、その結果、6ヶ月間で髪の毛の密度が5%以上増加した被験者は10名いた。と発表されました。つまり62.5%の人に5%以上の密度増加があったと証明されます。
おー!髪の毛生えてるじゃん!と思うかもしれませんが、改善率は髪の密度5%以上・・・
基準が曖昧なのはさておいて、一般的に1平方センチメートルあたりの人の髪の毛の本数は100~150本と言われています。仮に150本だとしてもその5%は7.5本。
これは凄いのか?というわけで「ミノキシジル」を対象に上げてみると、
ミノキシジル5%の外用発毛剤は、約150名に使用した臨床試験において1平方センチメートルあたり平均約22本増えるというデータが示されています。ミノキシジル1%ですら15本ほど増えるというデータが。
で、資生堂の毛球部毛根鞘細胞を用いた毛髪再生医療は7.5本以上の増加が62.5%という結果。
・毛髪再生医療 ➡約7.5本以上(62.5%の人)
・ミノキシジル1%➡約15本
・ミノキシシル5%➡約22本
試験結果が具体的な数字ではなく、あくまで「5%以上の増加」と表記ということは、人によりバラバラで平均値が5%だったのではないか?と考えられます。
最新の医療でも、既存のミノキシジルと差をつけることができず、最新医療でこの結果というのは、なかなか厳しいものがあります。
ここで見落としがちなのが、残りの37.5%の髪が生えなかった人。こんな凄いことをしても、3人に1人はその程度の効果すら望めない。おいおいなんだよこれ。
少し古めののデータなので、今現在はもっと高い効果を示すのかもしれませんが、続報がないということは、大きな進歩もないのでしょう。
個人的にはこの方法なら500ダルトンルールもクリアできると思い期待していたのですが、培養した毛球部毛根鞘細胞を薄毛部分に注入しても、期待ほどの効果はないということなのか・・・
最初に説明した通り、注入した細胞が立派な髪になるというよりは、「毛乳頭細胞を刺激し、発毛促進」という育毛メソセラピー寄りの治療法の為、そこまで効果が高くないのも納得できる気がします。
といっても資生堂はもう一つあるので、これで終わりというわけではありません。(^^)v
東京医科大と資生堂の臨床試験結果
資生堂はもう一つ、2020年3月に東京医科大学と資生堂、東邦大学准教授による合同チームで臨床試験結果を発表しました。
参考:公式サイト
上でも説明しましたが、試験内容は
高濃度、中濃度、低濃度、対象(プラセボ)の4つのS-DSCを被験者の脱毛部分4か所に1回注入し12ヵ月間観察する。
というものです。

試験方法自体はネットのみで絶賛されている育毛成分と比べ物にならないほど非常にいいですね。
試験を簡単にまとめると、
という意図の臨床試験になっています。
その結果は、
とのこと。
つまり、目立った副作用なく髪の毛の量や太さが増加したという結果に。
フィナステリドのように、女性は厳禁とかならず男女の性がないのはいいですね。
というわけで、ぜんぜんダメ。というわけではないことに一安心ですが、具体的な数字がなかったりと、正直拍子抜けというか、そこまで大きな改善はなかったような感じ。
正直これならミノキシジルのままでもいいんじゃないか?と思ってしまう。だって、仮にこの方法が確立されたとして、それって何年後?そして一体いくらかかるの?ってわけです。
ただ、プレスリリースは「この試験は薄毛部分全体に注入するような本格的な試験ではない」と説明しており、「新しい薄毛治療法になりうる可能性を示した」程度の表現に留めています。実際ハゲが期待するほどの効果は出ていない訳ですしね。
本格的な臨床試験は今後実施する予定とあって、
そこでは、
など不透明な部分を解明していただき、副作用も含めた試験結果を発表してほしいです。
仮にそのとき、既存の治療法より劣る結果しか出なかったとしても・・・

あれ?これもダメなの?

いや、決めつけるのは早いです。まだ「試験前の試験」のような状態で、「本当にこのやり方で髪は生えるのか?」を確認しただけのようですし。ミノキシジルとの比較とかは今後を期待しましょう。

今回の試験では細胞の採取と注入が1回であり、頭皮への注入も1回で調査期間は12ヶ月と、既存の治療法では考えられないほどの楽さがあります。今後は注入回数を増やすことでより高い効果が望めるかもしれませんね。

論文の最後にあるように、これから本格的な試験に移るということです。ということは、実用化には最低2~3年はかかりそうで、費用も含め「一般的な治療」になるのはいつになるのか?
私の髪の現状を考えると、明日にでもしてもらわないと間に合わないのだが・・・
毛髪再生医療は万能ではない!!
先進医療の落とし穴!
ハゲがまだかまだかと待ち望んでいる先進医療も、現実はまだまだこのレベルで、効果、導入含め、かなり時間がかかりそうです。仮に、実用化され、値段も現実的な値段になるなら、新たな治療法としてこぞって利用するかもしれません。
しかし現段階では自毛植毛と同じで、髪は増やせてもAGA自体は治っておらず、薄毛が進行してしまい、数年後あるいは数か月後にはまた手術を行う必要がある可能性があります。
最悪なのは移植した髪はDHTの影響を受けないため、ヘアサイクルを全うするまで頭皮に残ります。
そうなれば、移植したところと薄毛が進行したところが離れ小島になり、それを解消するには、スキンヘッドにするくらいしか対処はなく、あなたも悲惨ハゲの仲間入りでしょう。
まだ評価が難しいのも事実
科学の発展は凄いので、もしかすると今後、本当にいい治療法が見つかるかもしれませんが、その逆もあり。やっぱり、先進医療は机上の空論だった。となるかもしれません。
現に、自毛植毛の大きなデメリットであった「移植できる数の限界」を解消し、細胞さえあれば事実上無限に自分の髪の毛を増やすことが可能で、植えられる密度も今後の発展次第では、従来の植毛以上に緻密に生やすことが可能かもしれません。
ただ、問題はその不透明な施術費用。
なにやら「凄いことして髪を増やす」と書き連ねましたが、結局、薄毛部分に髪を移植する。という点では自毛植毛と同じです。あまり費用がかさむようなら、「植毛の方が安いし、実績も段違いであるから、そっちのほうが安心する」という意見も勿論上がることでしょう。
そうなれば、金持ちだけの道楽。あるいは「非現実的なハゲの治し方」なんて揶揄されるでしょう。
そうでなくとも、現段階での発毛率は、ミノキシジル以下のものや、数値での発表すらしていないもののみ。今のところは、先進医療を過度に期待するよりも、既存のAGA治療薬を使用をしたほうが、確実に髪は増やせるようです。
とはいっても、毛髪再生医療は研究としてはまだまだ日が浅く、いわば赤ちゃんのようなものです。
そこをとやかく文句を言わず、今後の成長を期待しましょう。
AGAは治っていない
毛髪再生医療は未だかつてない方法で髪を生やす次世代の薄毛治療法とはいえ、はっきり言えば、「ハゲた部分に抜けにくい髪の基を埋める」という対症療法。
DHT生成を抑えたりとかのAGAを根本から改善させるているものではありません。
仮にIPS細胞が確立されても、このAGAのメカニズムの根本を治さないと、薄毛治療はイタチごっこになりかねません。
AGAの進行を抑えない限り、薄毛の恐怖は付きまとい、それを解消させるには追加施術が必要になります。
そもそも自毛植毛だって、施術後髪が生えた!と言っている人も、植毛したのに、デュタステリドとミノタブを飲んで進行を食い止めていますし、「ミノタブやめたら髪の勢いが落ちた。明日から再開します」なんてパッと見ハゲてない人でもツイートするくらいですので、結局は先進医療を行っても、自分が満足するためならミノフィナの服用もする必要があるように感じます。

結局はAGA治療薬が必要
あなたのハゲはいつ治したい?
再生医療単体での完全回復は難しく、理想を求めるならAGA治療薬の使用は不可避。
再生医療自体の回復力も、良くてミノキシジルレベル(それ以下の可能性も)。
もう一度言うが、再生医療で髪を増やしてもAGAは治っていない。
それなら、バカ高い金出して薄毛を治すより、世界的に歴史と実績のある既存のAGA医療薬で、今のところはいいのではないか?というのが本音です。
数年後に100万円以上払ってミノキシジル程度の髪の毛を生やすより、明日からその100分の1の値段で治療を開始するほうが絶対に自分の人生の為になります。
一部育毛サイトは「これで人類からハゲがいなくなる」なんておめでたいこと言ったり、試験を載せるだけ載せて、結果は載せない。あるいは、結果をただ説明するだけで、「いやぁ~期待できますねぇ~」なんてガキでもできる感想しか書かない。そんな稚拙なサイトに対して、ここまで忖度なしな超大作を書いている私・・・( ^ω^)
話がそれましたが、どちらにせよ、薄毛を治すならAGA治療薬の服用が必要不可欠というわけです。
発毛率90%以上の組み合わせはこれ!
現時点で、費用面と効果に関しては、日本の脱毛症ガイドラインでAランクと評価されている
ミノキシジル・デュタステリド・フィナステリドが一番で、育毛剤や成長因子ではハゲは治りません。
フォリックスFR16クリーム[ミノキシジル16%]アボダート(Avodart)0.5mg
正直なところ発毛剤の効果は個人差があり、凄く回復する人、少し回復する人、効かない人。初めは効果があっても、その後徐々に薄毛が進行する人。なんてパターンもあります。
しかし、効果がイマイチ~効果なしだった。という人たちのほぼ全員が、治療開始が遅かったり(既に手遅れハゲ)、自分に合った服用量を理解していなかったり、AGAを理解していなかったりと、時間と情報の無駄が非常に多い事実。
そうなるのがイヤ!個人で治療を開始するのが怖い、不安。という人はこちらを参考にしてください。


そもそも、AGA治療薬の使用でAGAの進行を止めたり、改善させたりできているなら、毛髪再生医療など行わず始めから発毛剤を使っておけばいいのでは?

いやいや、それが、絶対に副作用は嫌!体に負担をかけたくない。と感情にロックをかけている人たちがいるのですよ。勿論私も体に負担はかけたくないです。
まとめ
②基本は自毛植毛と同じで自分の髪の毛を薄いところに移植す。
③既存の治療と最も異なる所は、細胞を培養できるため、少るない抽出で理論上無限に髪の毛を増やせられる。
③しかし、どの試験も密度や改善率では外用ミノキシジルの実績と同程度からそれ以下。
④髪を移植しても、AGAの治療は行えていないので、その後それ以外の髪がAGAを発症した場合そこ以外が禿げ始める。
⑤植毛と同じで薄毛の進行が嫌なら、追加施術か、ミノフィナの服用が必要。
⑥現時点ではAGA治療薬を使用した方が、効果が期待できる。
⑦現段階では研究も少なく、赤ちゃんみたいなものなので、今後に期待したい。
日常生活でも、会社の新人や高卒ルーキーをいきなりエリートと比較し、「あいつ、本当にダメだな」というのが酷なのと同じで、毛髪再生医療は、いわば、生まれたばかリの治療法です。
色々酷評されたように感じるかもしれませんが、私はマウスの毛がボーボーになった京セラと理研、オーガンテクノロジーズが研究を行っているものには期待しています。人の頭皮ではないのは事実ですが・・・
といっても、マウスの背中にAGAはないのだけれども・・・と、またネガティブになりますが、AGA治療はいかに副作用を少なくして髪を生やすかが肝心です。そうなると、ミノキシジルを使わなくて良い。となると必然的に副作用リスクも下がるわけで、従来よりも安心して治療に取り組むことができるわけです。
未だ、実用化はいつになるか分からない治療法ですが、とりあえず今私たちができることは、絶対に髪の毛が生える技術が見つかるまで、発毛剤を使って毛根や髪の毛を可能な限り残し、ついでに発毛させることではないでしょうか?
というわけで今回はここまで。岩のようにそびえ立つ日々を超えてこの記事を作成していますが、仕事が忙しすぎてこれを書いているのは大抵午前1~3時とかなので眠い!乱文と無駄話が多いかもしれませんが(笑)
機能美の陽が降る前に完成させたいが、ああ、カーテンの隙間から朝日が・・・
まあこれも、散々私を騙してきた育毛業界への復讐のためですので、頑張っていきますよ。
再生医療でこの世からハゲがいなくなる未来を待ちかねています。マチカネフクキタル!!
またこんど!
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